板橋区の五十嵐やす子区議が、中華料理店へ30人で宴会予約をしていたにもかかわらず当日無断でキャンセルしたと店側が訴えられています。キャンセルの連絡の有無については店側と五十嵐やす子氏の言い分に食い違いがありSNS上でも物議となっています。事の経緯と五十嵐やす子氏の言い分について、詳しく見てきます。
五十嵐やす子氏にバックレられたと訴える中華料理店「長秀龍」
アクセス:東武東上線常盤台から徒歩4分/東上本線 ときわ台駅から278m
座席数:50席
定休日:無
貸切:可能
お店の雰囲気は、カウンター席を中心とした昔ながらの中華料理店です。
お店の口コミを見てみると、味はかなり本格的なのに安くてボリュームもあって美味しいなど評判の良いお店でした。店主と奥様と息子さんの3人でお店を営んでいるようです。
今回の予約は一人4,000円のコースを30名で予約し、お店は貸切状態にありました。
貸切状態にあったということは、他のお客様の来店もないのですから計算すると合計120,000円以上になってします。
価格帯も決して高いものではなく、美味しいものを少しでも安く提供しようとするお店の良心的なこだわりが伺えます。ご近所の方にも大変慕われるお店である理由がわかるような気がします。
そのようなお店の予約を板橋区議会議員の五十嵐やす子氏に無断でキャンセルされたとして、大変悔しい思いをされいる店主。いったいどのような経緯だったのでしょう。事の経緯を追ってみました。
五十嵐やす子氏:バックレ疑惑の詳細
五十嵐やす子区議がバックレたとされた中華料理店「長秀龍」との双方の言い分について、ニュース記事を紹介します。
東京・板橋区の中華料理店が、区議会議員・五十嵐やす子氏に30人分の団体予約を無断で放棄されたと訴え、波紋を広げている。 店は予約キャンセルの連絡はなかったとして「騙されてめちゃくちゃ悔しい」と訴える。一方、五十嵐氏は「無断で放棄したという事実はございません」と否定した。双方に詳しい経緯を尋ねた。
五十嵐氏に飲食店の予約を無断放棄された、などとする情報は2023年5月頭にツイッターで発信された。投稿者は常連客だった。事態を告発した常連客同席のもと、店長夫妻に9日、直接話を聞いた。
4月29日夕から貸し切り状態で30人利用、2時間4000円コースの予約があった。宴会当日の約10日前に、単独で来店した五十嵐氏が食事がてら口頭で取り付けたもので、店はカレンダーにメモをした。しかし当日、時間になっても来客はなく、五十嵐氏の事務所にも連絡がつかなかった。店は人員を補充して準備を進めていたうえ、最終的に用意していた食材の一部が廃棄となり、損害が生じてしまった。
5月1日昼になって、店長のもとに、五十嵐氏から予約キャンセルは連絡済みだとする電話があったという。五十嵐氏からは当初、キャンセルは店長の携帯電話に連絡したとの説明があったというが、店長によると着信履歴はない。そもそも携帯の番号自体、同日午前に五十嵐氏の事務所へ折り返し電話を頼んだ際に初めて伝えたはずだと店長は話す。その後のやり取りで五十嵐氏は、携帯ではなく店舗の電話に連絡したと一部主張を転じつつも、キャンセルの連絡をしたとの主張は曲げなかったという。
五十嵐氏に予約をめぐる実際の経緯、キャンセルを連絡したのであれば発信履歴は残っているか、今後の対応や見解などを尋ねたところ、11日に下記の回答があった。 「無断で放棄したという事実はございません。事実がない以上、他の質問にお答えすることはできません」
長秀龍の店長によると、12日には警察が店に訪れ、五十嵐氏には事態を穏便に済ませたいとの思いがあると伝えられた。警察を通じて、5~6万円ほどの金銭を支払う意向があるとの打診があり一時は応じようとするも、考えを改め、今後の対応は経緯をよく知る先述の常連客らに委ねたいとしている。 五十嵐氏にも追加で事実確認の取材を申し入れたが、期日を過ぎた16日昼までに回答はなかった。回答があれば追って伝える。
一部引用元:JCASTニュース
・来店した五十嵐やす子氏本人から4月29日夕方から30名で2時間4,000円のコースで貸切予約の申し込みがあった。
・当日時間になっても来店のなく五十嵐氏の事務所に連絡をしても連絡がつかなかった。
・店は人員を補充して準備を進めていた。食材の一部が廃棄となった。
・5月1日の昼に、五十嵐氏本人から店主にキャンセルの連絡はしていたと連絡があった。
・五十嵐氏の当初の主張 → キャンセルの連絡は店主の「携帯」にした。
・携帯の着信にその履歴はない。
・携帯番号は、5月1日の午前中に店主側から五十嵐氏の事務所に伝えたものである。
・五十嵐氏の主張変更 → キャンセルの電話は携帯ではなく「店の電話」だった。
五十嵐氏は、当初 キャンセルは店の店主の携帯にしたと主張していましたが、その後のやりとりで携帯への連絡ではなくお店の電話にしたと変更しています。店主としては、携帯番号は5月1日の午前中に折り返し電話が欲しいと伝えた際に知らせた番号であり、4月29日の時点で五十嵐氏サイドで知る由がないこと、また携帯に電話を入れたのなら履歴が残っているはず、とますます不信感がつのるばかりで、これでは納得いかないでしょう。
また、五十嵐氏は、キャンセル連絡の発信履歴の有無、今後の対応や見解についての取材に対して、「バックレた事実はなく、事実がない以上、他の質問に答えられない」と回答しています。
記事の続きを掲載します。
五十嵐氏に予約をめぐる実際の経緯、キャンセルを連絡したのであれば発信履歴は残っているか、今後の対応や見解などを尋ねたところ、11日に下記の回答があった。 「無断で放棄したという事実はございません。事実がない以上、他の質問にお答えすることはできません」
長秀龍の店長によると、12日には警察が店に訪れ、五十嵐氏には事態を穏便に済ませたいとの思いがあると伝えられた。警察を通じて、5~6万円ほどの金銭を支払う意向があるとの打診があり一時は応じようとするも、考えを改め、今後の対応は経緯をよく知る先述の常連客らに委ねたいとしている。 五十嵐氏にも追加で事実確認の取材を申し入れたが、期日を過ぎた16日昼までに回答はなかった。回答があれば追って伝える。
・五十嵐氏の主張:無断で放棄した事実がないので、質問に答えられない
・5月12日 警察より五十嵐氏が5~6万金銭を支払う意向があると伝えらえる
事前キャンセルではないのですから、公人としてキャンセル料120,000円を支払う姿を見せてほしいものです。増員して準備を進めた人件費、貸切状態にあり他のお客様からの売上も得られなかったのですから、損失は120,000円以上になるはずです。
五十嵐やす子氏:バックレ疑惑のSNS反応、発信履歴をなぜ証明できない?
SNSの反応としては、五十嵐区議に対する批判的なコメントが多数を占めています。
SNS上のコメントでは、キャンセルの連絡をしているのなら、発信履歴などの証拠を見せれば済むはず、最初から迷惑をかけたと謝罪して120,000円を支払っていたら大事にはならなかった、示談を申し込んでいるのだからキャンセルの電話を入れていないことが事実、など五十嵐氏を擁護するコメントは見当たらない状況です。
五十嵐やす子:経歴や政策まとめ
1987年 共立女子大学文芸学部文学専攻日本文学コース卒業
1989年 共立女子大学大学院文芸学研究科日本文学専攻修了
2002年 めぐみ幼稚園父母の会副会長
2005年 板橋区立常盤台小学校PTA成人教養委員長
2010年 板橋区立上板橋第一中学校PTA広報委員2011年 板橋区議会議員 初当選
2015年 板橋区議会議員 2期目当選
2019年 板橋区議会議員 3期目当選
2023年 板橋区議会議員 4期目当選
どんな政策をかかげているのでしょうか。
五十嵐やす子公式サイトも調べてみました。すると。。。
とのスローガンが中心にありました。
このスローガンのように、「弱者の視点」を第一にするような行動がとれたら、今回のような問題は起きなかったのではないでしょうか。
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