『プチぷよトマト』との出会い
家庭菜園を始めようと思ったきっかけは、ミニトマトの『プチぷよトマト』を食べたことがきっかけでした。ミニトマトはお好きですか? 私は、ミニトマトはちょっとだけ苦手でした。美味しくないわけではないのですが、普通サイズのトマトに比べると皮が厚くて口に残るような食感がちょっと苦手でもありました。そんなミニトマトへの印象を一気に激変させたのが、『プチぷよトマト』という品種のミニトマトでした。
2019年6月頃にサイゼリアで期間眼底メニューとして提供されていた『プチぷよのサラダ』を食べたときの感動は今でもはっきり覚えています。皮が薄い! 甘い! 何これ~!! そのメニューは1週間後に販売終了してしまったのですが、どうしてもあのときのミニトマトを食べたい!その思いで色々調べた結果、苗を購入して自分で育てることを思いつき、早速苗を購入して栽培することにしました。
『プチぷよトマト』の特徴
プチぷよトマトは2008年に品種登録されたミニトマトです。 一般のミニトマトよりサイズはやや小さめですが、酸味がそれほど強くなく皮が薄く果肉部分が厚いことから、ぷよぷよとした質感とジューシーさ、フルーティーな甘さも味わえるミニトマトです。 赤ちゃんのほっぺとも例えられる一度味わったら忘れられない美味しさです。
『プチぷよトマト』を育てるために準備したもの
- プチぷよトマトの苗
- プランター
- 培養土
- 支柱と麻紐
プチぷよの苗を購入
プチぷよの苗はインターネットで購入しました。ホームセンターや園芸店などの実店舗で販売していることもありますが、見かけることはまだ少ないです。私の居住地では、本来は5月頃からの栽培に適した地域ですが、7月から栽培をスタートした形となりました。
苗の価格ですが、約250円~から購入できます。苗には『実生苗』と『接木苗』があります。
◎実生苗…種から育てた苗で接木苗より安価であることがメリットです。デメリットとしては、
接木苗より病気にかかりやすいことと、成長が遅いといわれます。
◎接木苗…根の部分と茎や葉の部分をつないだ苗をいいます。メリットとしては根が強く育ち
やすく実がなりやすいとされています。デメリットとしては実生苗より割高なことです。
【2019年7月17日撮影】
購入した苗を早速プランターに植えました。 赤と黄の苗を2本ずつです。 購入時期が遅かったので、すでにかわいいお花が咲いていました。

【2019年7月24日撮影】
青い実をつけました。

【2019年8月16日撮影】
実が赤くなってきました。実は小さいですが、
やっぱりプチぷよトマト。想像以上に甘かったです。
数は多くはありませんが、ちょっとずつ
実が育ち色をつけてくれました。
プランターの準備
深さがあり、土の容量が15ℓ以上あるものを選びました。ミニトマト1苗に10ℓ以上の土が必要なようです。私は、35ℓ入るプランターに苗を2個ずつ植え付けしました。
横幅650mm・深さ325mm・幅290mm・容量35ℓ
冬は根菜類も栽培可能なサイズになります。
底上げになっているので、鉢底石は必要ないタイプにしました。
ですが、水抜け穴が一つしかないので、お店のスタッフさんが穴をもう少し開けたほうが良いかもとアドバイスをいただきました。
※購入する際、プランターや土選びで迷ったらお店のスタッフさんに相談すると詳しく教えていただけます^^
アイスピックをガスコンロで温めて、7ヶ所新たにな穴を開けてみました。
培養土選び
ホームセンターにはたくさんの土が販売されています。プランターの容量に合わせて培養土を購入します。
←ホームセンターに培養土や肥料等、様々な種類な商品が置いてあります。
花と野菜の培養土を購入しました。2袋で900円です。あまり安価な培養土は良くないと聞いたことがあったので、中間の価格帯の培養土にしました。1袋に25ℓ入りです。プランターが35ℓの容量で2個購入したので、土は3袋準備しました。
支柱と麻紐の準備
ホームセンターにたくさんの支柱が販売されています。トマトは想像以上に大きく育つので倒れないように支柱で支える必要があります。
←ホームセンターにたくさんの支柱が販売されています。
1本が約連650mm程あります。連結して長く伸ばせるタイプの支柱です。プチぷよトマトはどんどん成長していき気が付くと自分の背丈ほどに育っていました。3本位連結していました。
※本来は摘心といってトマトの主枝の先端をカットして成長を止めるとトマトの実を早く充実させることができます。
←トマトの枝を誘引するために麻紐を購入しました。風の強い日はトマトの枝が揺れてせっかく育ったトマトが傷ついてしまいます。支柱とトマトの苗をくくりつけ、支えてあげると安心です。
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