2020年のプチぷよ栽培は、トマトの栽培に適した時期に苗を購入しました。2019年は7月中旬に栽培スタートとなってしまったので、今回は早めに苗を購入し、準備を整えることにしました。
トマトの一般的な栽培方法は脇芽を取っていく1本仕立てですが、それ以外に脇芽取りを行わず成長するががままに任せて栽培していく放任栽培(ソバージュ)という育て方があります。
私も最初は1本仕立てをしようと脇芽取りを行っていたのですが、すくすくと育っていった脇芽たちを処分することに心が痛むようになってしまい、途中で脇芽を取ることを止めてしまいました。結果的に放任栽培へと切り替えることになりました。
その結果として2019年は20粒くらいのトマトを収穫できましたが、2020年はその10倍以上の実を付けました。ただ、肥料を与えると良いということを知ったのが8月のお盆過ぎだったので、10月以降も次から次へと実をつけることとなりました。肥料を与えながら育てる方法は3年目の2021年の栽培で実践しました。
放任栽培のメリットとデメリット
メリット
- 収穫量が増える
- 脇芽を取る作業が減る
デメリット
- 実が小さくなりやすい
- とにかく枝葉が縦へ横へと広がる
- ある程度の誘因は必要
メリット、デメリットそれぞれありますが、放任栽培したプチぷよトマトの写真を時系列で紹介します。
【2020年5月15日撮影】
赤と黄色を7本ずつ、合計14本の苗を購入しました。ベランダでプランター栽培したものは10本で、残りの4本の苗は実家に預けることにしました。
【2020年6月7日撮影】
太陽の光を浴びてすくすくと苗が育っています。
【2020年6月9日撮影】
約3週間ちょっとで第一果房は花を咲かせました。枝も急激に伸びてきたので支柱を差し込みました。支柱はプランターに植えたときに差し込んだほうが根を傷めないかもしれませんね。
【2020年6月23日・24日撮影】
植えて1ヶ月ちっとですが、大きく育ってきました。この頃からトマトの苗が倒れたりしないように支柱と枝を麻紐で結びつけるたり、支柱を縦と横に組んでいきトマトの枝が支柱の外に出ないよう誘引していきました。植えて1ヶ月ちょっとですが、すでに第一花房には実をみつています。
【2020年7月3日撮影】
赤より黄色のプチぷよの方が育つのがちょっと早いようです。かなり色づいてきました。
【2020年7月14日撮影】
赤いトマトも色付きはじめました。
【2020年8月4日撮影】
トマトの収穫が毎日の日課となってきました。水やりも毎日欠かさないようにしました。たくさんのトマトが収穫できるので一人では食べきれず職場へもっていき食べるのを手伝ってもらいました。
地植え栽培と、プランター栽培の差にびっくり!
【2020年8月15日撮影】
夏休みに久しぶりに実家へ帰りました。そういえば実家に預けた4本のプチぷよトマトはその後どうなったのかが気になり、両親に尋ねたところ畑ですくすくと育っているとのこと。早速、畑に見にいったところ、圧倒されてしまいました。ベランダでのプランター栽培と地植えの栽培では、こんなにも育ちに大きな差がでるのかと驚きました。かわいいプチぷよトマトのイメージはなく、野生化したプチぷよトマトを見せつけられました。
上が実家で育ったプチぷよトマトです。下がベランダで育てた私のプチぷよトマト。5倍以上の差ができてました。ですが、私は育てたプチぷよトマトの方が甘みが凝縮されていて、美味しいような気がしました。
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